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2000年12月12日「撮打ち」 |
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背景も彩色も作業がほどなく進み始めたところで、 本日「くろみ」の撮打ち(=撮影打ち合せ)をやることに。 アニメーションの撮影は実写の撮影と違って、 背景とセル部分(=キャラクターの動く部分)を合成して、 タイムシートと呼ばれる用紙に記入されたタイミングの指示通りに 1コマ1コマ撮影する。 その1コマ1コマがつながって、アニメーションの映像が出来上がっていく。 撮打ちでは、前もって演出さんと撮影スタッフが内容に関して (特に撮影の際使用したい効果のことなどを)打ち合わせる。 具体的に言うと・・・演出さんが求めている映像を作るのに、 タイムシートの指示だけではどんな効果を狙っているのか 実際に撮影するスタッフに伝わらないことがあるので、 その辺がズレないような話をする場であり、 撮影は会社によって技術面でもやれること、やれないことが 少しづつ違うので、そういう情報を確認する場にもなる。 セル作品の撮影では、各会社が持っている技術がそれぞれ発揮される。 (見る人が見れば「この光り方は○○会社の撮影の光だ!!」って 見分けられるくらい会社によって撮影に工夫がされている。 端から見て思っているよりもずっと奥が深い仕事。) が、「くろみ」の場合撮影はデジタル。・・・なので技術面では会社の持っている ソフトの種類に大きく左右されるようだ。 撮影スタッフは打合せ後、何やら相談をはじめた。 何気ない映像の効果も特殊な撮影も、 アナログの撮影技術をデジタルのやり方に変換させなければならないからだ。 撮影のデジタル化によって作画もずいぶん助けられているけれど、 それは単にデジタルになったからだけではなく、 撮影スタッフの目に見えない努力があってこそだったりします。(ソフトだって バージョンアップする度に購入するわけではなく、会社にあるソフトに工夫を 重ねて要求された映像に近づけているのですから。) |